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2014年12月は豪雪 [根知だより2014]

12月27日(土)夕方

 今年の12月は第一週から雪が降り積もり、第二週には完全な根雪、しかも屋根雪下ろしに追われる状態になりました。近年にない12月の豪雪です。11月の最終週が記録的な暖かさで、酒造りの冷却が追いつかないほどだった状況から一気に真冬の、しかも1月下旬から2月上旬にかけての頃と同じ、最も厳しい冬になりました。

 酒蔵の外がすっぽり雪に覆われると、酒造りの環境は格段に良くなります。空気中の塵や雑菌を雪がからめ捕り、清浄になると同時に、低温で安定します。しかも冷却に電気代は全くかからず、環境にやさしい酒造りができます。

 近年指摘されるようになった「環境になるべく負荷をかけない酒造り」という課題。いくら美味しい日本酒がつくれても、大量の電気を使ったり、原料米を遠隔地から長距離輸送して燃料を多く使えば、環境に良くないことは確かです。外国から視察に訪れるワインの関係者は、我々日本酒メーカーの姿勢を厳しい目で評価していきます。

 根知谷で米作りから酒造りまで完結した生産体制をとっていても、さらに自然エネルギーの利用を高める努力をしなければなりません。真に評価される日本酒をつくるのは、酒蔵の中だけでは難しいということをどれだけの日本酒業界人がわかっているのか、とても疑問です。
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